
「婚活を始めたいけど、結婚相談所って高いんでしょ?」
そう思って、まずはマッチングアプリから始めてみた40代女性は多いはずです。
たしかに、アプリの料金は月に数千円とリーズナブル。
一方、結婚相談所は入会金や成婚料があるため「お金がかかる場所」というイメージが先行しがちです。
しかし、実際に1年間真剣に婚活をした場合、結婚相談所とマッチングアプリの“総コスト”は大きく変わらないことをご存知でしょうか?
今回は、40代女性が陥りがちな“婚活費用の誤解”を解消し、コスパよく婚活を進めるための考え方をお伝えします。
マッチングアプリの意外なコストと落とし穴

マッチングアプリの月額料金は、だいたい3,000円〜5,000円程度。
この金額だけを見ると、「安く婚活できる」と感じるのは当然です。
しかし、実際に活動してみると次のような出費や時間のロスが発生します:
• アプリ内での“いいね”課金やオプション機能の利用
• プロフィール写真をプロに依頼する費用(1〜2万円)
• デート時の交通費・飲食費(1回あたり3,000〜5,000円)
• 1人あたりのやり取り時間やメンタルの消耗
そして何より、真剣に結婚を考えていない相手に時間とお金を使ってしまうリスクが大きいのです。
「いい感じだったのに、実は既婚者だった」
「何度も会ったのに将来の話が出ない」
「アプリを何年も続けているが、進展ゼロ」
こうした経験が重なれば、“安さ”はかえって高くつくことにもつながります。
結婚相談所の料金は“見える安心”のコスト
一方、結婚相談所では以下のような費用が発生します:
• 初期費用(登録料・入会金):5〜15万円
• 月会費:1〜2万円前後
• 成婚料(結婚が決まった場合):5〜20万円
たしかにまとまった金額がかかりますが、その費用の中には安心とサポートが含まれています。
具体的には:
• 独身証明書の提出を義務付けた“本気の人”だけが登録
• 写真撮影・プロフィール作成の支援
• 専任カウンセラーによる相性のマッチング
• お見合いの日程調整や交際中のアドバイス
• 結婚に向けた段階ごとのサポート
つまり、費用が明確で、出会いの質が高く、時間のロスも少ないのが結婚相談所の大きな魅力です。
1年間の婚活コストを比較してみると…

では、40代女性が1年間婚活した場合の総費用を比較してみましょう。
【マッチングアプリ】
• 月額4,000円 × 12ヶ月 = 48,000円
• 写真撮影など初期費用:約20,000円
• 10回のデート費用(1回5,000円):50,000円
合計:約11.8万円(結果が出る保証なし)
【結婚相談所】
• 入会金・登録料:約10万円
• 月会費1.5万円 × 12ヶ月 = 18万円
• 成婚料:10万円
合計:約38万円(成婚までサポートあり)
一見、差はあるように見えますが、**アプリは“結果が見えない”、相談所は“結婚というゴールに近い”**という違いが大きなポイント。
また、マッチングアプリで何年も活動する人は珍しくありませんが、結婚相談所では半年〜1年以内に成婚する人が多数を占めています。
つまり、時間と心の消耗を抑えて“最短ルートで結婚”したい人には、結婚相談所の方がむしろコスパが良いのです。
【まとめ】40代の婚活、安さより“確実性と効率”を選ぶ時代

婚活で最も避けたいのは、**「安さ重視でスタートした結果、何年も迷ってしまう」**というパターンです。
40代の婚活は、若い頃とは違い、時間・体力・気力を限られた資源として大切に扱うべきタイミングです。
「結婚相談所は高い」と感じていた方も、実際の活動期間・総費用・労力をトータルで比較してみると、マッチングアプリとそこまで大きく変わらないことに気づくはずです。
そしてなにより、安心・安全・本気の出会いがそこにはあります。
「いつかいい人に出会えるかも」とアプリを続けるよりも、
「○ヶ月後に成婚を目指す」と決めて結婚相談所に飛び込むことが、40代女性の婚活における最良の選択になるかもしれません。