先だっての東京都知事選挙を鑑みて

始まる前から大勢は決まっていたようですが

本当のところはどうなんでしょう?

 

もし、仮にテレビ、新聞が東京都知事選挙のことを一つも報じずに

掲示板と政見放送、公職選挙法の中での広報活動のみで

インターネットと口コミだけで2024年の東京都知事選挙が行われていたらどうでしょうか?

 

少なくとも得票数は大きく変わっていたと思います。

 

実際にインターネットだけで選挙戦を戦った石丸伸二氏が

テレビや新聞報道で予想されていた得票数よりも大きく票を伸ばしたことが象徴しているように思いました。

 

また、56名が立候補されていたウチの多くがある一つのことを訴えていました。

 

「テレビ、新聞などのメディアによる印象操作や偏向報道が日本をダメにしている」

 

ということです。

 

NHKから国民を守る党の立花たかし氏の政治戦略の影響も大きいですが

今回立候補した56名のうち半分以上が

テレビ、新聞などの偏向報道を批判しておりました。

 

NHK党の立花たかし氏の戦略を除外してもなお

石丸伸二氏、田母神俊雄氏、内野聡氏、ひまそらあかね氏、桜井誠氏は

確実にテレビ、新聞などのオールドメディアを批判しており

この5名は順に

2位、4位、6位、7位、9位と上位の得票数で選挙を終えました。

 

これら5名の候補者の得票数を合計すると2,241,573票となり

これに立花たかし氏のNHK党の票などを合わせても

まだ当選の小池百合子氏の票数には足りないと思いますが

テレビ、新聞などのオールドメディアに振り回されたくないと考えている有権者の数は相当数に登ると思います。

 

 

 

 

 

東大をトップに置くヒエラルキー

一方、日本の教育はどうなっているでしょうか?

 

確かに、フリースクールなどが少しずつできていますが

いまだに東大をトップに据えるヒエラルキーの中で

答えが決まっている問題をいち早く解く為のプロセスを暗記して

そのプロセスを時間内に最も正確に再現できた人が優秀とされるシステムの中で動いています。

 

明治維新でできた教育システム。

つまり幕末に作られた教育システムが

インターネットが完全に普及して

人工知能が活用される令和の時代にまだ燦然と生きているのです。

 

そして、この教育システムが最高だと

この教育システムから脱落すると不幸になりますよと

テレビ、新聞などのオールドメディアが保護者を脅します。

 

お受験しなさい。塾に行かないとダメですよ。

 

と脅迫しているのです。

 

学校や幼稚園、保育園も大変です。

 

子供の数がどんどん減りますから

うちの学校に来たら

東大がトップなヒエラルキーの中で少しでも上の方の学校に行けますよ!

と、オールドメディアやそれとつながる政治家さんたちと結託して

保護者を騙して脅して生徒を確保します。

 

 

 

 

 

記憶力よりも発想や柔軟な思考が大切だと思う

脳科学者の茂木健一郎さんが

「小学校の一番いろんなことに興味を持てて感受性を高めれる時に

暗記ばかりの受験勉強をさせることは勿体無い。」とおっしゃってました。

 

私はこれに賛成します。

 

もちろん、暗記することが大切なこともたくさんあります。

 

しかし、本当に興味のないことを無理やり暗記させられるのって結構きついです。

 

高校生の頃、私は日本史が大の苦手で

一問一答とかって参考書が真っ黒になるまで暗記しようとしましたが

全く頭に入ってこなかったです。

 

しかし、30代後半で伊勢神宮に訪れ

その美しさと気持ちの良さに惹かれてからは

古事記を読み、日本の歴史に興味を持ち始め

淡路島の伊射奈岐神社を訪れたり

太平洋戦争で日本に何が起こったのか

真剣に考えるようになりました。

 

決して歴史に詳しい人ではないと思いますが

私なりに日本という国がどうすればもっと良くなるのか

真剣に考えるようになりました。

 

本質的にこれが勉強だと思うのです。

 

「何年に、誰それが、こういう事件を起こした。」

 

そういうことはwifiがつながっているという条件さへクリアできれば

誰でも答えを導き出すことができます。

 

しかし、その記憶や記録だ卦では

誰も、何もこの先に生み出すことができません。

 

年号や人の名前を覚えるより

なぜ、ここでこんなことが起きたんだろう?とか

こんなことが起きたその時

日本人はどう思ったのだろう?

アメリカ人はどう思ったのだろう?

とか、そういうことに思いを馳せ

自分が考える正解を人に伝える勉強をすることは

これから先の私たちの人生の支えになると思うのです。

 

 

 

 

 

我慢することだけが美徳ではない

資本主義の祖と言われるベンジャミンフランクリンは

「貧しきリチャード」という本を執筆しており

それを読めば今のアメリカの資本主義に対する考え方が決して正しいわけではないと思います。

本来なら、資本主義というのは質実剛健で

質素で粗末な生活を送り

発展が見込めるところに必要な投資をする。

 

「必要な量のお金を、必要な時に、適切な場所に投資する。」

 

これが資本主義の本質だと思うのです。

 

ただ、日本の戦後や近現代でもそうですが

我慢すること。貧しくあること。だけが美徳のように扱われているように感じるのです。

 

我慢することや、貧しくあることそのものに意味はないのに

そこばかりを教えて

学業の在り方も

ひたすら暗記すること。

同じ漢字を何度も何度も繰り返し書くことによって覚え

正しい書き順を知っていることに価値を置いています。

 

確かに書き順が正しいとその文字自体のバランスを綺麗に整えて書くことはできますが

そもそも、文字というものは人に伝える一つの手段でしかなく

美しいかどうかに価値を置くことは

私にとっては滑稽に思えます。

 

もちろん芸術としての書家はそこを磨くべきだと思いますが

一般的な人がそれを磨く必要はないと思っています。

 

我慢を知らずに大きくなることは良くない事ではありますが

今も昔も、日本は意味のない我慢まで率先して受け入れ

それを美徳とし、それを常態化しすぎてきて

今の世界についていけなくなってきてしまっているように感じてなりません。

 

まだまだ子育てを始めて4年しか経っていませんが

子供は自分が興味を持って

それに打ち込み出したら

きっと寝ることも食べることも忘れてすごい集中力を発揮すると思います。

我慢しなさいと言わなくても

自分が興味を持ったこと以外の欲には我慢できるように勝手になると思っています。

 

日本の教育は得意なことはそれでいいから

苦手なことをなんとか克服するようにできています。

 

情報技術がこれだけ発達し

正解中の情報が簡単に手に入るようになって

人工知能がここまで発達してくれているこの世のなか。

 

そろそろ教育の制度を一新するべきではないのかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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