誰しも離婚したくて結婚するなんて人はいません。

やむなく離婚をした方ばかりだと思います。

 

私の考えは

「暴力以外はどうやってでも修復できる。」です。

 

でも暴力以外でも離婚は後を断ちません。

 

ですから、今から離婚をしようかと考えている人は

一度立ち止まって考えてみてほしい。

何のために結婚したのかをもう一度考えてみてほしい。

 

それでも離婚が成立したあとは

離婚を回避することができなかった場合は

 

時間という軸を最も大切にしてほしいのです。

「人生ってなに？」という質問に対する答えは ”時間” です。

夢とか、希望とか家族とか仕事とかやりがいとかそんなものではないです。

これは決まっています。

 

”オギャーと生まれてから死ぬまでの時間” のことを人生と言います。

 

それ以外はその次の話です。

どう生きるかという話です。

 

私は二人の娘が最も大切です。

しかしそれは考えを突き詰めていくと嘘になります。

 

私は私の人生が最も大切なのです。

 

私の人生を私が私らしく最も大切にするために

二人の娘の人生を大切にしたいという願望にすぎません。

 

つまり、自分の人生は自分にしか大切にできないということです。

 

時間を大切にしないといけないということです。

 

やむなく離婚が決まったなら

辛い気持ちや悲しい気分になるのは当然ですが

どこかで人生が残っている

あなたの時間はまだ残っているということを考えてほしいのです。

 

 

 

 

 

「もう歳も歳だから再婚なんて望めない」

 

そう思う方も結構多いようですが絶対に嘘です。

 

人は、人を大切に思う気持ちがあるから価値があるのです。

ブッダもキリストも同じようなことを言います。

マザーテレサも同じようなことを言います。

 

利他の精神の話です。

 

こういうとやや堅苦しく感じるかもしれませんが

身近なことを考えてみてください。

 

ラーメンを食べるかうどんを食べるか夫婦で迷った時

自分のその時の感情だけで選んでしまっては

二人ともそれを美味しく食べることができなくなります。

 

お互いが譲り合っているとそれはそれで美味しく無くなってしまいます。

いつまで経ってもどっちを食べるか決まらなかったりとかします。

 

けど、いつもいつも自分の食べたいものを中心に考えているのではなく

人の好みに寄り添う、人の心に寄り添うことで

今まで食べたことのないものを試す機会が生まれたり

今まで感じたことのない人の気持ちを感じることができたりします。

 

瑣末なことですがこれが利他の精神の障りの部分になります。

 

たとえ余命半年と宣告されていても

残りの半年を充実したものにしようと思うなら

今からでも遅くない利他の精神を

小さくても構わないので利他の精神を意識することが大切です。

 

どんな場合においても今がその時です。

 

 

 

 

 

子供はいつか私たちの元を離れます。

大きな事故や特別な病気でない限り

親は私たちよりも先にこの世を去ります。

 

仮に70代で同世代の方と結婚することになっても

死ぬまで親密な関係でいれるのは夫婦です。

 

私の妻は18歳年下になります。

おそらく私の方が先に逝くことになります。

 

その後、意思があるなら再婚してほしいとも思います。

 

できるだけ誰かをそばにおいておいた方が良いと思っているのではなく

 

最後の最後まで夫や妻のことを思いやってほしいと思うのです。

 

結果的にそれが最もその人にとっての幸せだと信じているからです。

 

 

 

 

 

しかし、離婚が成立してしまっていたなら

自分の人生を大切に利他の精神を発揮してほしいのです。

 

そのためには最も親密になれる

最も利他の精神で相手を思いやることができる

配偶者を得ることはきっとあなたにとってプラスになると思います。

 

すぐにとは言いません。

 

でも、自分の人生に限りがあることをよく考えて

場合によっては少し狡賢くなって

人生を逆算してみて

自分にとって都合の良い時に

再婚するのも良いのではないでしょうか？

 

死別の場合でもそうです。

 

どこまでいってもどれほど大切な子供がいても

あなたの人生はあなたにしかコントロールできません。