人見知りが必ず悪いわけではない
「人見知りだから婚活がうまくいかない」
「人見知りだから出会いをうまく活かせない」
そんな悩みを持っていらっしゃる方は非常に多いです。
私はボイトレ講師として
様々な声の悩みについて寄り添っていますが
高い声で歌いたいとか
カラオケでかっこよく歌いたい!と言った悩みと同じくらい
「声が小さいくて誰にも気づいてもらえない」
という悩みを聞くことがあります。
そう言った方の多くがおっしゃるのが
「私、人見知りなんです。」
です。
口下手、人見知り。
これも人の個性なのではないのでしょうか?
ただ、人前で緊張せずに自分のことをしっかりと話せるようになりたいという気持ちはわかります。
全て完璧にしようと思う必要はない
様々なタイプがありますので
私はそうではない!と思われる方もいるとは思いますが
多くの人見知りを自称する方々は
とにかく完璧に喋ろうとしています。
技術的なことをお話しすると
声が小さいというのは声帯をしっかりと閉じずに
息が漏れている状態で
呼吸のスピードだけで話そうとするから
大きく響く声が出ないのです。
しかし、日常生活でそれほど大きな声って入りますか?
昨今、インバウンドで中国や韓国から、またアメリカやヨーロッパの方がたくさん日本を訪れています。
私の経験上、タイの方ベトナムの方は日本人と同じように声が小さい方が多いです。
しかし、ご存知のように中国人の方は声がでかいですよね。
そうなんですお気づきのようにそこまで大きな声は必要ないんです。
もし仮に気づいてもらえないほど小さな声しか出ないのであれば
方を叩いて気づいて貰えばいいし
もっと近くまで行って呼べば気づいてもらえるでしょう?
声が小さくて内気で人見知りになるという方は
まず工夫して対人環境をもっと自分有利になるようにすることをお勧めします。
自分に自信を持つことが根本的解決策
こうやって工夫してテクニックで解決させても
根本的解決につながらないと思うかもしれませんが
まずはそうやって自分の存在感をしっかりとわかってもらう工夫をすれば良いのです。
声が小さかったり、何かに対してコンプレックスを感じて自信を失い
そこから人見知りが起こることがほとんどですから
まずちょっとした工夫で自分に自信を取り戻し
そこから自分の存在価値を高めていけばいいのです。
ほとんどの場合こうやって自分に自信を取り戻すことで人見知りは解消されます。
もっというと人見知りの自分に自信を持つということも
逆説的ではありますがあなたの人見知りを解消するきっかけにもなります。
世の中にはいろんな人がいます
肌の色も違えば脂肪のつく場所が人種によって異なったりします。
双子の兄弟がいて似たような考えや行動をしていたとしても
成人する頃には全然違う人生を歩むことがほとんどです。
声が大きい人もいれば小さい人もいる
人見知りの人もいれば誰とでも常にリラックスして話せる私みたいな人もいます。
誰しもがこのことに気づけばもっと生きやすい世の中になると思っています。
人見知りだからと言って恥じることなく
堂々と人見知りでいてみてください。
それが人見知り解消の最短ルートかもしれません。